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当たっているのに増えないのは、点数で割っていないからです|馬券術18種を必要的中率で採点【2026年】

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。

先週も当たりました。3連複が1本、ワイドが2本。

なのに、年間の収支はマイナスのままです。

当たっているのに増えない。この状態が何年も続いているなら、原因は予想の精度ではありません。当たった回数を数えていて、点数で割っていないからです。

この記事では、あなたが検討している馬券術を採点するための式を1つだけ示します。そのうえで、infotopで実際に売れている18種をその式に載せ直します。そして、18種のうち採点できたのは7種だけだったことを、そのまま書きます。

目次

先に結論:採点できた7種を、余裕の大きい順に並べました

必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ
必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ
商材 券種 販売者が示す的中率 同 回収率 逆算した平均配当 必要的中率 余裕
3連馬券1点主義 3連単1点 3.4% 316.0% 92.9倍 1.08% 3.16倍
ザ・フロントランナー 単勝 9.2% 191% 20.8倍 4.81% 1.91倍
アイ・ウイナー1 単勝 60.3% 184.7% 3.06倍 32.7% 1.85倍
ゴールデンホースビクトリーメソッド 複勝・単勝 70% 150% 2.14倍 46.7% 1.50倍
スーパープレデター(プロ版) 記載なし 46% 137% 2.98倍 33.6% 1.37倍
3連馬券1点主義 3連複1点 10.2% 128.3% 12.6倍 7.95% 1.28倍
コンピの極意 単勝 24.6% 111% 4.51倍 22.2% 1.11倍
南関コンピ・ジェネシス 単勝 55% 109% 1.98倍 50.5% 1.09倍
ザ・フロントランナー 複勝 21.1% 90% 4.27倍 23.4% 0.90倍

数字はすべて各販売ページに書かれているものです。当サイトが買って検証したものではありません。逆算した平均配当と必要的中率だけが、当サイトの計算です。

1つ、読み方の注意があります。販売ページの回収率は、外れた点も含めた投資額に対する払い戻しとして書かれています。だから「余裕」の列は点数込みで正確です。一方で「必要的中率」の列は1点で買った場合の値です。アイ・ウイナー1のように「1〜4点買い」と書かれている商材では、実際に4点買うなら必要的中率は4倍になります。点数が公開されていない商材の必要的中率は、下限だと思ってください。

この表を見ると、順番が入れ替わっているのが分かります。的中率70%の商材より、的中率3.4%の商材のほうが余裕が大きい。

なぜそうなるのかを、これから説明します。

当たった回数は、成績を何も説明していない

的中率はレース単位、支出は点単位
的中率はレース単位、支出は点単位

3連単を12点買って、1点当たったとします。

「当たった」と感じます。実際、的中率としては1レース分カウントされます。しかし手元のお金は、1,200円払って配当を1点分もらっただけです。

払い戻すのは、当たった1点だけです。 外れた11点は返ってきません。

ここが、的中率という指標の弱点です。的中率は「レース単位」で数えますが、お金は「点単位」で出ていきます。単位が違うものを比べているので、いくら的中率を見ても収支は説明できません。

必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ

N点買って1点当たるときの損益分岐
N点買って1点当たるときの損益分岐

式は3行で出ます。

  • N点を100円ずつ買う → 支出は 100N円
  • 当たったとき戻るのは1点分 → 収入は オッズ × 100円
  • 損益が釣り合う条件は 的中率 × オッズ × 100 = 100N

両辺を整理すると、こうなります。

必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ

10倍の配当を1点で狙うなら、必要な的中率は10%です。同じ10倍を5点で狙うなら、必要な的中率は50%になります。配当が同じでも、点数が5倍になれば必要な的中率も5倍です。

平均配当 1点 3点 6点 12点 30点
3倍 33.3% 100%
10倍 10.0% 30.0% 60.0% 100%
30倍 3.3% 10.0% 20.0% 40.0% 100%
100倍 1.0% 3.0% 6.0% 12.0% 30.0%
300倍 0.3% 1.0% 2.0% 4.0% 10.0%

表の「—」は、必要的中率が100%を超える組み合わせです。毎回当たっても足りません。

3倍の馬を3点買う。これはよくある買い方ですが、この表では成立しません。的中率100%が必要になるからです。

「的中率が上がった」と感じるとき、必要的中率はもっと上がっています

買い目を増やせば的中率は上がります。ここは事実です。

問題は上がり方です。3点を6点にすると、的中率はせいぜい1.2〜1.5倍にしかなりません。しかし必要的中率は、点数に正比例してきっかり2倍になります。

点数を増やしたときの的中率と必要的中率の伸び方
点数を増やしたときの的中率と必要的中率の伸び方

片方は緩やかに上がり、もう片方はまっすぐ2倍になる。この差が、「当たっているのに増えない」の正体です。

的中率を上げようとして点数を足すほど、越えるべき線は速く逃げていきます。

JRAの払戻率は、式から引く数字ではありません

控除率はオッズが表示される時点で引かれている
控除率はオッズが表示される時点で引かれている

ここで、よくある間違いを1つ潰しておきます。

JRAの払戻率は公開されています。

券種 払戻率 控除率
単勝・複勝 80.0% 20.0%
枠連・馬連・ワイド 77.5% 22.5%
馬単・3連複 75.0% 25.0%
3連単 72.5% 27.5%
WIN5 70.0% 30.0%

※2014年6月7日改定。日本中央競馬会の公表値。

この20%や27.5%を、必要的中率の式からもう一度引きたくなります。引いてはいけません。

日本の競馬はパリミュチュエル方式です。オッズは次の式で決まります。

オッズ = 総投票額 × (1 − 控除率) ÷ その馬への投票額

控除率は、オッズが表示される時点ですでに引かれています。 必要的中率の式で重ねて引くと、答えが1.25倍ほど大きく出ます。平均配当3.0倍なら、正解は33.3%なのに41.7%と出てしまう。

控除率が意味を持つのは、別の場所です。

何も考えずに買い続けた人の回収率 = 1 − 控除率

単勝なら80%、3連単なら72.5%。これは式から引く数字ではなく、越えるべき壁の高さです。3連単でトントンにしたいなら、無作為に買う人より27.5%ぶん上手くなければいけない、ということです。

18種を1つの式に載せ直しました

18種の必要的中率と、販売者が示す的中率の差
18種の必要的中率と、販売者が示す的中率の差

冒頭の表に載せた9行が、載せ直せたすべてです。18種のうち、必要的中率まで計算できたのは7商材でした。

理由は単純で、残り11種は的中率か回収率のどちらかしか書いていないからです。

商材 価格 販売ページに書かれていた内容 採点
クラウンスペシャルホース 198,000円 コンピ90点馬の勝率54%・連対率74%・複勝率82%(21年・64,952レース) 回収率の数値がないため不可
中穴馬券術★ロジカルスターゲート 8,800円 的中率57.4〜81.9%、中穴候補3頭を選出 回収率の数値がないため不可
シャイニング★ダークホース 8,800円 的中率24.3〜33.2%、穴馬候補4頭を選出 回収率の数値がないため不可
新・帝王軸馬★ホースオブエンペラー 8,800円 的中率81.8% 回収率の数値がないため不可
現役競馬プロの競馬攻略マニュアル 19,800円 回収率「100%以上」 的中率の数値がないため不可
コンピ・ライトニング 39,800円 実戦例で回収率170%・324% 的中率の数値がないため不可
ころがしくん 2,480円 複勝1点・10戦9勝 検証10戦のため不可
ターゲットキング V1 19,800円 「約70%」と「288レース中152レース(53%)」を併記 数字が2つあるため不可
合成オッズ版/地方版 各10,000円 的中率68%・9割以上 回収率の数値がないため不可

書いていないことを、書いてあることにはできません。 当サイトはここを推測で埋めません。

ただし「採点できない=悪い」ではない、という点は先に言っておきます。的中率だけを載せている販売ページは、この業界ではむしろ多数派です。採点できるように数字を2つ揃えている7種のほうが、例外的に親切だと考えたほうが実態に合っています。

3頭選出、は何点なのか

同じ頭数でも券種で点数が変わる
同じ頭数でも券種で点数が変わる

採点できなかった商材の中で、いちばん惜しいのがこの2つです。

ロジカルスターゲートは「中穴候補3頭を選び出す」と書いています。シャイニング★ダークホースは「穴馬候補4頭」です。

頭数は分かります。しかし点数は券種を決めるまで確定しません。

選出頭数 単勝 ワイド 馬連 3連複
3頭 3点 3点 3点 1点
4頭 4点 6点 6点 4点
5頭 5点 10点 10点 10点

3頭を3連複で1点にすれば、必要的中率は平均配当の逆数そのままです。同じ3頭を馬連3点で買えば、必要な的中率は3倍になります。教材が同じでも、買い方で採算が3倍変わる。

この2つを買うなら、教材が示す的中率をそのまま信じるより先に、自分が何点で買うつもりなのかを決めてください。 点数が決まらないと、この記事の式は使えません。

販売者自身が「複勝は90%」と書いている商材があります

ザ・フロントランナーの販売ページには、こう書かれています。

単勝回収率191%、複勝回収率90%

複勝の90%は、100%を下回っています。販売ページに自分でそう書いてあります。

普通なら伏せたくなる数字です。それを載せているということは、この商材は単勝で使うものだ、と販売者が明示しているということです。

計算するとよく分かります。勝率9.2%で単勝回収率191%なら、平均配当は20.8倍。必要的中率は4.81%です。実績9.2%はその1.91倍あります。一方で複勝は、複勝率21.1%に対して必要的中率23.4%。わずかに足りません。

同じ馬を選んでも、券種を間違えると成立しない。あなたが複勝派なら、この商材は見送ったほうがいい。販売者自身の数字がそう言っています。

外部サービスの月額も、式に入れます

いくつかの商材は、コンピ指数を配信する「極ウマ・プレミアム」の契約を前提にしています。月額880円(税込)です。

これを式に入れないと、採算を過大に見積もります。

商材 参加機会 1レースあたりの外部サービス代
南関コンピ・ジェネシス 年間80レース(月6〜7) 132円
スーパープレデター(プロ版) 検証11,378中6,935が勝負レース 参加が多いぶん薄まる

1レース1点100円で買う人にとって、132円は無視できません。投票額より配信料のほうが高いからです。

南関コンピ・ジェネシスは月6〜7レースに絞る設計です。絞ることで必要的中率は下がりますが、そのぶん固定費が1レースに重くのしかかります。1点100円ではなく、1点500円以上で買う人向けの商材だと分かります。

逆にスーパープレデター馬券術は、11,378レースの検証のうち6,935レースを勝負レースとしています。参加機会が多いので、月額880円は1レースあたり数円まで薄まります。

教材費は何レースで戻るか

教材費 ÷ 1レースの期待手残り
教材費 ÷ 1レースの期待手残り

必要的中率を越えているなら、次はこの計算ができます。

1レースの期待手残り = 100N × (的中率 × オッズ ÷ N − 1)
回収レース数 = 教材費 ÷ 1レースの期待手残り

括弧の中は「回収率 − 1」です。1点100円で買う前提で、採点できた商材を並べます。

商材 価格 回収率 1レースの手残り 回収レース数
3連馬券1点主義(3連単) 8,800円 316.0% 216円 41レース
コンピの極意 1,800円 111% 11円 164レース
ザ・フロントランナー(単勝) 9,800円 191% 91円 108レース
アイ・ウイナー1 9,900円 184.7% 85円 117レース
ゴールデンホースビクトリーメソッド 54,800円 150% 50円 1,096レース
南関コンピ・ジェネシス 2,980円 109% 9円 332レース

1点100円という前提で読んでください。1点500円で買う人なら、回収レース数はすべて5分の1になります。ゴールデンホースの1,096レースも、1点1,000円なら110レースです。

回収レース数が長い商材は、悪い商材という意味ではありません。1点あたりの金額を上げて使う商材、という意味です。

たしかに、検証レース数は多い。しかし

ここまでの数字は、すべて販売者が示したものです。

11,378レース、64,952レース、21年間。検証の規模としては十分に大きく、少数のサンプルで言い切っているものではありません。この点は評価できます。

しかし、検証期間の成績が、これからの成績を約束するわけではありません。 どの商材の販売ページにも、そう書かれていません。当サイトも書きません。

だから、この記事は「当たるかどうか」ではなく「何回に1回当たれば元が取れるか」に絞りました。前者は誰にも分かりませんが、後者はいま決まっている数字だけで計算できます。

そして、後者が分からないまま買うと、当たっても増えない状態がもう1年続きます。

向いている人・向いていない人

内容
毎週買っていて、当たる週はあるのに年間ではマイナス
3連単・3連複を10点以上に広げて買っている
1レースに500円以上を張れる
買う前に点数を数える習慣がある
月に1〜2回しか買わない(回収レース数に届くまで年単位)
× 1点100円しか張らないと決めている(固定費が投票額を超える)
× 予想そのものを自動化したい(点数は自分で決める必要がある)

よくある質問

Q. 必要的中率は、結局は回収率と同じことでは?
そのとおりです。実績の的中率 ÷ 必要的中率 は、計算すると回収率そのものになります。それでも必要的中率で書いているのは、買う前に決められる数字がこちらだからです。回収率は買い終わってから分かりますが、必要的中率は買う前に、点数を数えるだけで分かります。

Q. 平均配当が販売ページに書いていない場合は?
回収率 ÷ 的中率 で逆算できます。この記事の「逆算した平均配当」の列は、すべてこの計算です。両方書いていない場合は、逆算もできません。

Q. 点数を減らせば必ず勝てますか?
いいえ。点数を減らすと必要的中率は下がりますが、実際の的中率も下がります。減った分より的中率の落ち方が小さいときだけ、収支は改善します。どこまで減らせるかを教えるのが、馬券術の中身です。

Q. 控除率を引かないのは本当に正しいですか?
はい。オッズは 総投票額 × (1 − 控除率) ÷ その馬への投票額 で決まるので、表示された時点で控除後です。二重に引くと必要的中率が1.25倍ほど過大になります。

Q. 18種すべてを買う必要はありますか?
ありません。券種が違えば必要的中率の水準がまったく違うので、自分が普段買っている券種に合うものを1つ選んでください。

Q. 高い商材のほうが成績はいいですか?
今回の18種では、そうなっていません。回収レース数が最も短かったのは8,800円の商材でした。

Q. 極ウマ・プレミアムは必ず契約が必要ですか?
コンピ指数を使う商材では必要です。使わない商材(ザ・フロントランナー、ゴールデンホースなど)は不要と販売ページに記載があります。

Q. 地方競馬でも同じ式が使えますか?
使えます。パリミュチュエル方式は同じです。ただし払戻率は主催者ごとに異なるため、「越えるべき壁」の高さが変わります。

まとめ

  • 当たった回数はレース単位、支出は点単位。単位が違うので的中率では収支を説明できない
  • 必要的中率は 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ。点数が2倍なら、必要な的中率もきっかり2倍
  • 控除率はオッズにすでに入っている。式から引かず、越えるべき壁として使う
  • 18種のうち、的中率と回収率の両方を示していて採点できたのは7種
  • 同じ教材でも、3頭を1点で買うか3点で買うかで採算は3倍変わる

次にやることは1つです。今週買う予定のレースで、買い目の点数を数えてください。 その数を平均配当で割れば、あなたが今どの水準を要求されているのかが出ます。

その水準が現実的でなかったときに、点数の絞り方を教えてくれるのが馬券術です。個別の中身は、下のレビューで1本ずつ計算しています。


この記事の計算方法

  • 必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ
  • 逆算した平均配当 = 販売者が示す回収率 ÷ 販売者が示す的中率
  • 1レースの期待手残り = 100N × (的中率 × オッズ ÷ N − 1)、N=買い目点数
  • 回収レース数は切り上げです(端数のレースでは回収しきれないため)
  • 回収レース数 = 教材費 ÷ 1レースの期待手残り(1点100円で計算。複数点を買う場合は投資額に比例して手残りも増えるため、回収レース数は短くなります)
  • 販売ページの回収率は外れた点を含む投資額に対する値のため「余裕」は点数込みで正確です。「必要的中率」は1点で買った場合の値であり、点数が公開されていない商材では下限にあたります
  • 払戻率は日本中央競馬会の公表値(2014年6月7日改定)
  • 各商材の的中率・回収率・検証レース数・価格は、2026年9月7日時点の各販売ページの記載です。当サイトが検証した数値ではありません。 販売ページの内容が更新された場合は、販売ページの記載が優先されます
  • 記載のない項目を推測で補うことはしていません。「採点できない」と書いた商材は、必要な数字が販売ページに見当たらなかったものです
  • 本記事は的中や利益を保証するものではありません。勝馬投票券の購入はご自身の判断と責任において行ってください。20歳未満の方は購入できません

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