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馬券術の販売ページで、100%を下回る回収率を見たことがありますか。
普通は載せません。載せる理由がないからです。
ザ・フロントランナーの販売ページには、こう書かれています。
単勝回収率191%、複勝回収率90%
当サイトがinfotopの競馬情報18種を調べたなかで、100%を割る数字を自分から載せていたのは、この1本だけでした。
先に結論:同じ馬を、券種を変えるだけで191%と90%に分かれます

| 項目 | 単勝 | 複勝 |
|---|---|---|
| 販売者が示す的中率 | 9.2% | 21.1% |
| 販売者が示す回収率 | 191% | 90% |
| 逆算した平均配当 | 20.8倍 | 4.27倍 |
| 必要的中率(1点) | 4.81% | 23.4% |
| 余裕(実績 ÷ 必要) | 1.91倍 | 0.90倍 |
選んでいる馬は同じです。買う券種を変えるだけで、片方は必要の1.91倍に届き、もう片方は届きません。
この教材は単勝で使うものです。 そのことを、販売者が数字で示しています。
弱点を先に書きます:複勝では成立しません
複勝率21.1%に対して、必要的中率は23.4%。2.3ポイント足りません。
なぜこうなるかは、平均配当を見ると分かります。
| 券種 | 平均配当 | 必要的中率 | 実績 |
|---|---|---|---|
| 単勝 | 20.8倍 | 4.81% | 9.2% |
| 複勝 | 4.27倍 | 23.4% | 21.1% |
単勝で平均20.8倍ということは、人気薄を拾う設計です。人気薄なので、当たる確率は9.2%と低くなります。
ところが複勝にすると、配当が4.27倍まで落ちます。当たる確率は21.1%まで上がりますが、上がり方が配当の落ち方に追いついていません。 20.8倍が4.27倍になるのは4.9分の1、9.2%が21.1%になるのは2.3倍。この差が、191%と90%の差です。
「当てやすいほうを選ぶ」が損になる典型例です。
なぜ、この数字を載せているのか

複勝の90%は、伏せることができました。単勝の191%だけを書けば、販売ページとしては何の問題もありません。
載せているということは、この教材を複勝で使われたくないということです。
購入者が複勝で使って回収率90%になったとき、困るのは購入者と販売者の両方です。先に書いておけば、その事故は起きません。
当サイトはこれを、購入前に読める情報が1つ多いという意味で評価します。18種のうち11種は、的中率か回収率のどちらかしか書いていませんでした。両方書いたうえで、都合の悪いほうも載せている商材は、この1本だけです。
なお、比較する相手を間違えないでください。複勝90%と比べるべきなのは「回収率100%の別の商材」ではなく、券種の向き不向きが分からないまま買っていた自分です。
販売ページの数字を、自分の式に載せ直します

必要的中率は 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ で出ます。1点で買う前提の計算です。
| 検算 | 単勝 | 複勝 |
|---|---|---|
| 平均配当 = 回収率 ÷ 的中率 | 1.91 ÷ 0.092 = 20.8倍 | 0.90 ÷ 0.211 = 4.27倍 |
| 必要的中率 = 1点 ÷ 平均配当 | 1 ÷ 20.8 = 4.81% | 1 ÷ 4.27 = 23.4% |
| 実績は必要の何倍か | 9.2 ÷ 4.81 = 1.91倍 | 21.1 ÷ 23.4 = 0.90倍 |
逆算した余裕は、販売者が示す回収率とぴったり一致します。 単勝1.91倍と191%、複勝0.90倍と90%。これは偶然ではなく、実績的中率 ÷ 必要的中率 が回収率そのものになるためです。
つまりこの販売ページは、当サイトの式で検算して矛盾が出ません。18種のうち、この検算が通ったのは7種でした。
月額の配信料がかかりません

この教材は、スポーツ新聞とJRA公式サイトだけで使えます。コンピ指数の配信契約が不要です。
18種のうち、コンピ指数を使う商材は極ウマ・プレミアム(月880円)の契約が前提になります。
| 商材 | 必要な外部サービス | 月額 |
|---|---|---|
| ザ・フロントランナー | スポーツ新聞・JRA公式サイト | 0円 |
| 3連馬券1点主義 | 極ウマ・プレミアム | 880円 |
| スーパープレデター(プロ版) | 極ウマ・プレミアム | 880円 |
| コンピ・ライトニング | JRA-VAN Data Lab.+極ウマ | 2,970円 |
| コンピの極意 | 極ウマ・プレミアム | 880円 |
月880円は、月18レース買うなら1レースあたり49円です。1点100円で買う人にとっては無視できない額になります。
配信料が0円だと、賭け金をいくらにしても採算が変わりません。 1点100円で始めたい人には、この差が効きます。
教材費9,800円は何レースで戻るか

単勝の手残りは 賭け金 × (回収率 − 1) です。配信料を引く必要がないので、そのまま使えます。
| 1点の賭け金 | 1レースの手残り | 回収レース数 | 何レース買うか |
|---|---|---|---|
| 100円 | 91円 | 108レース | 約11レースに1回当たる |
| 300円 | 273円 | 36レース | |
| 500円 | 455円 | 22レース | |
| 1,000円 | 910円 | 11レース |
1点100円だと108レースかかります。的中は約11レースに1回なので、当たる回数でいうと約10回分です。
週に4レース買うなら約6か月、週に8レースなら約3か月という計算になります。
配信料がないぶん、1点100円でも成立するのがこの商材の性格です。3連馬券1点主義の3連複が1点173円を必要としたのと対照的です。
何をする教材か

販売ページによると、5つの条件で該当馬を選び出す設計です。逃げ・先行馬に着目したロジックとされています。
必要なものはスポーツ新聞とJRA公式サイトのオッズだけ。ソフトのインストールや、指数の購読はありません。
ただし、1レースあたりの買い目点数は販売ページに記載がありません。 「5つの条件で選出」とだけ書かれています。
ここは購入前に確定できない部分です。この記事の必要的中率4.81%は1点で買った場合の値なので、実際に2点買うなら9.62%、3点なら14.4%になります。実績9.2%なら、1点なら成立し、2点だと成立しません。
| 買い目点数 | 必要的中率 | 実績9.2%との関係 |
|---|---|---|
| 1点 | 4.81% | 1.91倍の余裕 |
| 2点 | 9.62% | わずかに足りない |
| 3点 | 14.4% | 届かない |

この教材を買うなら、該当馬が複数出たときにどうするかを、条件を読んだ時点で決めてください。
ほかの馬券術と比べて、どこが違うか

| 商材 | 券種 | 必要的中率 | 余裕 | 何レースに1回 | 月額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 3連馬券1点主義 | 3連単1点 | 1.08% | 3.16倍 | 約29レース | 880円 |
| ザ・フロントランナー | 単勝 | 4.81% | 1.91倍 | 約11レース | 0円 |
| アイ・ウイナー1 | 単勝 | 32.7% | 1.85倍 | 約2レース | 0円 |
| ゴールデンホースビクトリーメソッド | 複勝・単勝 | 46.7% | 1.50倍 | 約1.4レース | 0円 |
| スーパープレデター(プロ版) | 記載なし | 33.6% | 1.37倍 | 約2レース | 880円 |
| コンピの極意 | 単勝 | 22.2% | 1.11倍 | 約4レース | 880円 |
余裕は2番目、月額は0円、当たる間隔は約11レース。 3連馬券1点主義(約29レース)ほど待たされず、アイ・ウイナー1(約2レース)ほど頻繁でもない、中間の位置にあります。
同じ単勝でも、アイ・ウイナー1は必要的中率32.7%、この教材は4.81%です。人気馬を拾うか、人気薄を拾うかという設計の違いが、この数字に出ています。
向いている人・向いていない人
| 内容 | |
|---|---|
| ○ | 単勝で人気薄を狙いたい |
| ○ | 月額の配信料を払いたくない |
| ○ | 1点100円から始めたい |
| ○ | 11レースに1回の的中で納得できる |
| △ | 該当馬が複数出たときの扱いを自分で決められる |
| × | 複勝で使いたい(販売者自身が回収率90%と示しています) |
| × | 毎週当たっていないと続かない |
| × | ソフトが自動で買い目を出してくれるものが欲しい |
始め方
- ザ・フロントランナーを購入し、5つの条件を確認する
- 単勝で使うと決める(複勝は販売者自身が回収率90%と示しています)
- 該当馬が複数出たときに何点まで買うかを、先に決める
- 最初の1か月は、条件に合う馬が週に何頭出るかだけ数える
3番を先に決めるのは、2点買うと必要的中率が9.62%になり、実績9.2%では足りなくなるからです。買い方を決める前に買い始めると、ここで採算が崩れます。
よくある質問
Q. 複勝回収率90%と書いてあるのに、買っていい教材ですか。
単勝回収率は191%です。複勝で使わなければ問題になりません。むしろ、券種ごとの向き不向きを購入前に開示しているという点で情報が1つ多い商材です。
Q. 勝率9.2%は低くありませんか。
単勝で平均20.8倍を狙う設計なので、この水準になります。必要的中率は4.81%なので、9.2%はその1.91倍です。
Q. 何点買えばいいですか。
販売ページに点数の記載がありません。この記事の計算は1点前提です。2点だと必要的中率が9.62%になり、実績9.2%では足りません。 条件を読んだうえで、1点に絞れるかを確認してください。
Q. 月額費用はかかりますか。
かかりません。スポーツ新聞とJRA公式サイトだけで使えます。
Q. 教材費はどのくらいで戻りますか。
1点100円で約108レース、1点500円で約22レースです。的中が約11レースに1回なので、100円なら約10回、500円なら約2回当たれば戻る計算です。
Q. 検証期間はどのくらいですか。
販売ページに検証期間・対象レース数の記載は見当たりませんでした。この点は、11,378レースを明記しているスーパープレデターなどと比べると情報が少なくなります。
Q. 返金保証はありますか。
販売ページに返金保証の記載は見当たりませんでした。購入前に最新の記載をご確認ください。
Q. 地方競馬でも使えますか。
販売ページには中央競馬を前提とした記載があります。地方競馬での使用可否は記載が見当たりませんでした。
まとめ
- 必要的中率は単勝1点で4.81%。販売ページの実績9.2%はその1.91倍
- 複勝は必要23.4%に対し実績21.1%で成立しません。販売者が自分で回収率90%と書いています
- 同じ馬でも、単勝と複勝で191%と90%に分かれる。当てやすいほうを選ぶと損になります
- 月額の配信料が0円。1点100円でも採算が変わらない数少ない商材です
- 買い目点数の記載がないため、2点買うと必要的中率9.62%で実績9.2%に届きません
いま複勝で人気薄を拾っているなら、同じ馬を単勝で買うだけで越える線が23.4%から4.81%に下がります。馬を変えるのではなく、券種を変える。 この教材が示しているのは、その1点です。
5つの条件と選出のルールは販売ページに書かれています。最新の価格と内容もそちらでご確認ください。
この記事の計算方法
- 必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ
- 平均配当オッズ = 販売者が示す回収率 ÷ 販売者が示す的中率(単勝 1.91 ÷ 0.092 = 20.8倍、複勝 0.90 ÷ 0.211 = 4.27倍)
- 1レースの手残り = 賭け金 × (回収率 − 1)
- 回収レース数 = 9,800円 ÷ 1レースの手残り(外部サービスの月額が0円のため按分なし)
- 何レースに1回当たるか = 1 ÷ 的中率
- 回収レース数は切り上げです(端数のレースでは回収しきれないため)
- 控除率はオッズに含まれているため、必要的中率の式から重ねて引いていません(日本の競馬はパリミュチュエル方式)
- 勝率・複勝率・回収率・必要な外部サービスは、2026年9月7日時点の販売ページの記載です。当サイトが購入して検証した数値ではありません。 検証期間・対象レース数・買い目点数・返金保証は記載が見当たらなかったため、当サイトでは補っていません
- 本記事は的中や利益を保証するものではありません。勝馬投票券の購入はご自身の判断と責任において行ってください。20歳未満の方は購入できません
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