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コンピ指数を取り始めて2か月。あなたは「使い方」を検索して、上位3頭のボックスを買う方法を覚えました。
あなたはそのとおりに買っています。当たる週もあります。それでも、この買い方が自分に合っているのかは分からないままです。
上位3頭が正しいのか、4頭にすべきなのか、5頭なのか。どの記事にも「3頭が基本」としか書いていません。
「何頭にすればいいのか、誰も答えを持っていないのか」
答えは頭数の側にありません。先に決めるのは順位です。 そして順位の合否は、割り算1本で判定できます。
見方は3行で終わります
先に基本を片づけます。
コンピ指数は日刊スポーツが算出する指数で、出走各馬に40〜90の数字がつきます。数字が大きいほど上位評価で、最大値が90です。極ウマ・プレミアムで開催前日の19時ごろから見られます。
あなたが覚える見方はこれだけです。基本情報と月額の扱いは日刊コンピの記事と極ウマ・プレミアムの記事にまとめました。
問題はここからです。指数表を開いたあと、何をすれば買い目になるのか。 「使い方」の記事はたいてい「上位3頭のボックス」で終わります。その3頭が、あなたにとって正しい3頭かどうかは書いてありません。
先に結論:軸の合格ラインは、でたらめの1.333倍です

3連複を軸1頭流しで買うとき、その軸が使えるかどうかは1つの数字で決まります。
軸の合格ライン = でたらめの該当率 ÷ 払戻率
3連複の軸なら「3着以内に入る率」を見ます。18頭立てででたらめに1頭選ぶと3着以内率は 3 ÷ 18 = 16.667%。これを払戻率75.0%で割ると 22.222% です。
あなたが見ているコンピ1位の3着以内率が22.222%を超えていれば、その順位は軸に使えます。 超えていなければ、相手を何頭に広げても成立しません。相手の頭数が式から消える理由は流しの記事で導出しました。
そして22.222%は、でたらめの16.667%の1.3333倍です。この倍率、見覚えがあるはずです。
3つの合格ラインは、全部同じ形をしています
券種を変えても、倍率は変わりません。

| 買い方 | 軸に求めるもの | でたらめの該当率 | 合格ライン | でたらめの何倍か |
|---|---|---|---|---|
| 3連複 軸1頭流し | 3着以内 | 16.667% | 22.222% | 1.333倍 |
| 馬連 軸1頭流し | 2着以内 | 11.111% | 14.334% | 1.290倍 |
| 3連単 1着固定 | 1着 | 5.556% | 7.663% | 1.379倍 |
右端は 1 ÷ 払戻率 です。3連複75.0%、馬連77.5%、3連単72.5%。控除率の記事で出したのと同じ定数が、また出てきました。
つまり軸の判定は、券種ごとに別々の数字を覚える必要がありません。 覚えるのは1行だけです。
その順位が軸に使える条件 = 該当率が「でたらめの 1 ÷ 払戻率 倍」を超えること
3連複なら1.333倍、馬連なら1.290倍、3連単の1着固定なら1.379倍。指数が何であろうと、この線は動きません。
頭数を決めるのは、そのあとです
順位が決まってはじめて、頭数の話になります。指数上位n頭で組んだときの点数と必要的中率を並べました。

| 指数上位 | 3連複BOX | 必要的中率 | 馬連BOX | 必要的中率 |
|---|---|---|---|---|
| 3頭 | 1点 | 0.163% | 3点 | 2.53% |
| 4頭 | 4点 | 0.654% | 6点 | 5.06% |
| 5頭 | 10点 | 1.634% | 10点 | 8.43% |
| 6頭 | 20点 | 3.268% | 15点 | 12.65% |
| 7頭 | 35点 | 5.719% | 21点 | 17.71% |
| 8頭 | 56点 | 9.150% | 28点 | 23.61% |
あなたが買っている上位3頭のボックスは、3連複なら1点です。「使い方」の記事が3頭を勧めるのは、点数がいちばん少ないからでしょう。
ただし3頭から8頭にすると、3連複の点数は1点から56点へ56倍。必要的中率は0.163%から9.150%へ同じだけ上がります。頭数を1つ増やす判断は、点数を数倍にする判断です。 券種別の点数の数え方はボックスの記事に一覧があります。
数えるのは複勝率ではありません
ここが実務で入れ替わりやすいところです。
あなたが数えているのは、たぶん「買った馬の複勝率」です。それは買い方の成績であって、指数の成績ではありません。
数えるのは順位ごとの該当率です。コンピ1位が3着以内に入った回数 ÷ 見たレース数。買ったかどうかは関係ありません。見送ったレースも数えます。

| 足す列 | 中身 | そこから出るもの |
|---|---|---|
| コンピ1位の馬番 | 指数表から書き写す | 順位の固定 |
| 3着以内に入ったか | レース後に○×だけ | 該当率 |
| 頭数 | 出馬表に載っています | でたらめの該当率 |
あなたが3列そろえれば、該当率とでたらめの該当率が両方出ます。割れば倍率です。1.333倍を超えていれば、コンピ1位は3連複の軸に使えます。
頭数の列が要る理由はスピード指数の記事で計算しました。頭数がそろっていない該当率は、でたらめと比べられません。
自分で証明するには、248頭が要ります
正直に書いておきます。この測定には時間がかかります。
「コンピ1位の3着以内率が22.222%ある」と偶然でなく言い切るには、該当248頭ぶんの記録が必要です。偶然でそう見える確率を1%未満に抑える線です。

| 買い方 | 主張する該当率 | でたらめの何倍 | 必要な記録数 |
|---|---|---|---|
| 3連複 軸1頭流し | 22.222% | 1.333倍 | 248頭 |
| 馬連 軸1頭流し | 14.334% | 1.290倍 | 524頭 |
| 3連単 1着固定 | 7.663% | 1.379倍 | 666頭 |
248レースは、月20レース見る人で約1年です。控えめな主張ほどサンプルが要る理由はデータ予想の記事で扱いました。
これは「測るな」という話ではありません。1年かかると知ったうえで始めるか、他人が測った数字を使うかの二択になる、という話です。
1年待てない場合の選択肢
248レースを待たずに進める方法は2つあります。
1つは、あなたがもっと大きい主張で測ること。「コンピ1位の3着以内率が50.0%(でたらめの3倍)」なら、必要な記録は大きく減ります。ただしその主張が本当かどうかは別問題です。
もう1つは検証規模を公開している教材の数字を使うこと。自分で1年かける代わりに、すでに測られた値を出発点にします。
どちらを選んでも、最後に確かめるのは同じ1.333倍です。線は動きません。
「じゃあ今週はどう買えばいいのか」
ここが引っかかります。1年測れと言われても、今週の日曜は来ます。
「測り終わるまで買うなということか」——そうではありません。今週は今週で買っていい。ただし今週の買い方を「正しい」と思わないでください。 それだけです。
あなたがいま上位3頭のボックスを買っているなら、そのまま続けて構いません。変えるのは1つだけ——記録に3列足すことです。買い方は今週も来週も同じでいい。1年後に、その3頭が正しかったかどうかが分かります。
測らずに1年買うのと、測りながら1年買うのとで、今週の出費は1円も変わりません。
使い方を採算に変える3ステップ

- 順位を1つ固定する。 コンピ1位でも2位でもかまいません。動かさないことが条件です
- その順位の該当率を数える。 3連複なら3着以内率。見送ったレースも含めます
- でたらめの該当率で割る。 1.333倍を超えていれば、その順位は3連複の軸に使えます
あなたが頭数を決めるのは、3を通ってからです。通っていない順位を軸にした流しは、相手を何頭にしても成立しません。
教材は「どの順位を、どれだけ測ったか」で読む

あなたが市販の教材を見るときも、同じ線が使えます。確かめるのは順位と、その測定規模の2つです。
| 馬券術 | 設計 | 当サイトの採点 |
|---|---|---|
| クラウンスペシャルホース | コンピ指数90点馬に条件をつけて絞る | 勝率54%なら平均1.85倍が必要 / 検証21年・64,952レース |
| コンピの極意 | 単勝 | 必要的中率22.2% / 余裕1.11倍 / 価格1,800円 |
| コンピ・ライトニング | コンピ指数を使う | 販売ページの数値を確認のうえ、上の式に入れてください |
クラウンスペシャルホースの64,952レースは、自分で測るなら248レースで足りる主張を262倍の規模で測っている計算になります。検証規模を公開していること自体が、この記事でいうテストを通しているという表示です。
コンピの極意の必要的中率22.2%は単勝1点の話で、この記事の3連複の軸22.222%とは別の数字です。数字が近いのは偶然で、意味は違います。
必要的中率も余裕も、各販売ページの表示(2026年9月時点)からの逆算です。当サイトが購入して検証した数値ではありません。
よくある質問
Q. コンピ指数の使い方を教えてください
順位を1つ固定し、その順位の該当率を数え、でたらめの該当率で割ります。3連複の軸なら1.333倍を超えていれば使えます。上位何頭を買うかは、そのあとで決めます。
Q. コンピ指数の見方は
出走各馬に40〜90の数字がつき、大きいほど上位評価です。最大値は90。極ウマ・プレミアムで開催前日の19時ごろから見られます。
Q. 上位何頭を買えばいいですか
順位の合否を先に確かめてください。3連複ボックスなら上位3頭で1点、5頭で10点、8頭で56点と、必要的中率が0.163%から9.150%まで56倍動きます。
Q. 軸の合格ラインはどう計算しますか
でたらめの該当率 ÷ 払戻率 です。3連複の軸なら 16.667% ÷ 75.0% = 22.222%。券種を問わず「でたらめの 1÷払戻率 倍」になります。
Q. 券種ごとに覚える数字はいくつありますか
1つだけです。3連複の軸1.333倍、馬連の軸1.290倍、3連単の1着固定1.379倍は、すべて 1 ÷ 払戻率 です。
Q. 何レース記録すれば判定できますか
3連複の軸(1.333倍の主張)で248頭、馬連の軸(1.290倍)で524頭、3連単の1着固定(1.379倍)で666頭です。月20レースなら3連複でも約1年かかります。
Q. 記録するのは買ったレースだけでいいですか
見送ったレースも含めてください。測っているのは買い方の成績ではなく、その順位の該当率です。
まとめ
- 先に決めるのは頭数ではなく順位です。 順位が合格ラインを超えていなければ、相手を何頭に広げても成立しません
- 軸の合格ライン = でたらめの該当率 ÷ 払戻率。 3連複なら 16.667% ÷ 75.0% = 22.222%
- 3連複1.333倍 / 馬連1.290倍 / 3連単1着固定1.379倍。3つとも
1 ÷ 払戻率で、覚えるのは1行だけです - 上位3頭ボックスは3連複で1点、8頭で56点。頭数を1つ増やす判断は点数を数倍にする判断です
- 数えるのは複勝率ではなく順位ごとの該当率。見送ったレースも含めます
- 自分で証明するなら3連複の軸で248頭(月20レースで約1年)。それを知ったうえで始めるかを選びます
今週の指数表から、コンピ1位の馬番だけ書き写してください。列を3つ足せば、あとは割り算で出ます。
248頭を待たずに済ませたいなら、検証規模を公開している馬券術から入るのが早道です。18種の採点表を用意しました。
この記事の計算方法
- 必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ(控除率は入れません。オッズ確定時にすでに引かれています)
- 軸の合格ライン = でたらめの該当率 ÷ 払戻率。3連複 16.667%÷75.0%=22.222% / 馬連 11.111%÷77.5%=14.334% /
3連単1着固定 5.556%÷72.5%=7.663%。でたらめの該当率に対する倍率は、どの券種でも1 ÷ 払戻率になります - 導出:3連複 軸1頭流しの成立条件は
軸の3着以内率 × (相手nC2 ÷ 17C2) ≧ nC2 ÷ 理論平均配当。
相手の頭数 nC2 が両辺で約分され、軸の3着以内率 ≧ 17C2 ÷ 612.0 = 22.222%が残ります - 理論平均配当 = 組み合わせ数 × 払戻率(18頭立て:3連複612.0倍 / 馬連118.6倍 / 3連単3,549.6倍)
- 上位n頭ボックスの点数 = 3連複 nC3 / 馬連 nC2。必要的中率はそれを理論平均配当で割った値
- 必要な記録数 = 偶然でその該当率が出る確率が1%未満になる最小のn(二項分布。3連複248頭 / 馬連524頭 / 3連単666頭)
- 払戻率はJRA公表値(2014年6月7日改定。単勝・複勝80.0%、枠連・馬連・ワイド77.5%、馬単・3連複75.0%、3連単72.5%)
- コンピ指数の基本情報(算出元・40〜90の範囲・入手時刻)は日刊スポーツおよび極ウマ・プレミアムの提供内容です(2026年9月時点)。当サイトが算出方法を確認したものではありません
- 理論平均配当は「すべての組み合わせが等確率」という仮定で出した理論値です。実際の配当は投票の偏りによって変わります
- 本文の「月20レース」「上位3頭」などは、読み方を示すための例示です。 実在の集計値ではありません
- 馬券術の的中率・回収率・検証規模は各販売ページの表示(2026年9月時点)です。当サイトが購入して検証した数値ではありません
- 本記事は的中や利益を保証するものではありません。勝馬投票券の購入はご自身の判断と責任において行ってください。20歳未満の方は購入できません