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6頭ボックス20点のうち10点は、本命が飛ぶほうに賭けています|3連複の点数と必要的中率

※本記事はアフィリエイト広告を含みます。

「3連単は無理だな。3連複にしとくか」

そう言って、6頭ボックスにマークを入れます。20点で2,000円。3連単の120点・1万2,000円に比べれば、ずいぶん安全な買い物をした気になります。

その20点の中身を、一度だけ数えてみてください。

あなたが本命と決めた1頭を含んでいる目は、10点しかありません。 残りの10点は、その本命が4着以下に沈んだときにだけ当たる目です。

2,000円のうち1,000円を、自分の予想が外れるほうに賭けていることになります。

目次

先に結論:ボックスの点数は「本命をどれだけ信じていないか」の量です

3連複の点数 ÷ 平均配当オッズ = 必要的中率
3連複の点数 ÷ 平均配当オッズ = 必要的中率

当サイトの式は 必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ です。20点で平均300倍を狙うなら6.67%、15回に1回になります。

そして3連複ボックスには、もうひとつ数えられるものがあります。選んだ頭数のうち、特定の1頭を含まない目がいくつあるかです。

計算はとても簡単で、割合は (頭数 − 3) ÷ 頭数 になります。

ボックスに含まれる「本命なしの目」の割合
ボックスに含まれる「本命なしの目」の割合
頭数 点数 本命を含む目 本命を含まない目 割合
4頭 4点 3点 1点 25.0%
5頭 10点 6点 4点 40.0%
6頭 20点 10点 10点 50.0%
7頭 35点 15点 20点 57.1%
8頭 56点 21点 35点 62.5%
9頭 84点 28点 56点 66.7%
10頭 120点 36点 84点 70.0%

6頭ボックスでちょうど半分。 7頭で57.1%、10頭なら70.0%です。

10頭ボックスは1万2,000円かかりますが、そのうち8,400円は「本命が消えたとき用」の目に使われています。

「当たりやすい」の正体はここです

3連複が当たりやすく感じるのは当然で、当たりやすさを買っているからです。

ただし記事「馬券の点数は何回に1回当てるかを決める数字です」で計算したとおり、点数を増やすと当たりやすさと必要的中率は同じ倍率で同時に上がります。何も考えずに買うかぎり、回収率は3連複の払戻率75.0%から動きません。

買い方 点数 投資 必要的中率 でたらめに買った場合の的中率
4頭ボックス 4点 400円 0.654% 0.490%
5頭ボックス 10点 1,000円 1.634% 1.225%
6頭ボックス 20点 2,000円 3.268% 2.451%
7頭ボックス 35点 3,500円 5.719% 4.289%
8頭ボックス 56点 5,600円 9.150% 6.863%
10頭ボックス 120点 12,000円 19.608% 14.706%

必要的中率は理論上の平均配当612.0倍で計算しています。右の列との比は、どの行でもぴったり75.0%です。

だから問題は「何点買うか」ではありません。その点数のうち、何点が自分の判断を反映しているかです。

同じ8頭でも、点数は9.3倍変わります

3連複の買い方は3つあります。使う馬の数を変えずに、点数だけを落とせます。

同じ8頭を、3つの買い方で
同じ8頭を、3つの買い方で
買い方 点数 投資(100円/点) 必要的中率 何に賭けているか
8頭ボックス 56点 5,600円 9.150% 8頭のうち3頭が来る
軸1頭 + 相手7頭 21点 2,100円 3.431% 軸が3着以内に入る
軸2頭 + 相手6頭 6点 600円 0.980% 軸2頭がどちらも残る

同じ8頭を使って、56点から6点まで。9.3倍の差です。

必要的中率は9.150%から0.980%へ下がります。8頭ボックスが11回に1回を求めるのに対し、軸2頭流しは102回に1回で成立します。

もちろん条件は厳しくなります。軸2頭流しは、その2頭がどちらも3着以内に残らないと当たりません。そのかわり、点数の6点すべてがあなたの判断を通っています。

3連複の点数の数え方

買い方別の点数早見表
買い方別の点数早見表

3つとも、掛け算や足し算1本で出ます。

ボックス … 選んだ頭数から3頭を選ぶ組み合わせ(4頭4点 / 5頭10点 / 6頭20点 …)
軸1頭流し … 相手の頭数から2頭を選ぶ組み合わせ(相手5頭10点 / 6頭15点 / 7頭21点 …)
軸2頭流し … 相手の頭数そのまま(相手6頭なら6点)

相手の頭数 軸1頭流し 軸2頭流し
4頭 6点 4点
5頭 10点 5点
6頭 15点 6点
7頭 21点 7点
8頭 28点 8点
9頭 36点 9点
10頭 45点 10点

軸2頭流しは、相手の頭数がそのまま点数です。 相手を10頭に広げても10点で済みます。3連複でいちばん点数が増えにくい買い方が、これです。

その点数だと、何回に1回当てればいいのか

3連複の点数×平均配当 早見表
3連複の点数×平均配当 早見表

自分の点数と、狙っている配当帯の交点を探してください。

点数\平均配当 30倍 50倍 100倍 300倍 600倍 1,000倍
4点 13.3% 8.00% 4.00% 1.33% 0.67% 0.40%
6点 20.0% 12.0% 6.00% 2.00% 1.00% 0.60%
10点 33.3% 20.0% 10.0% 3.33% 1.67% 1.00%
15点 50.0% 30.0% 15.0% 5.00% 2.50% 1.50%
20点 66.7% 40.0% 20.0% 6.67% 3.33% 2.00%
35点 116.7% 70.0% 35.0% 11.7% 5.83% 3.50%
56点 186.7% 112.0% 56.0% 18.7% 9.33% 5.60%
120点 400.0% 240.0% 120.0% 40.0% 20.0% 12.0%

100%を超えている欄は、全レース的中しても投資額に届きません。

人気サイドで決まりそうなレースを35点で買うのは、この表の左上に向かう買い方です。点数を増やすほど、配当の高いレースを選ぶ義務が発生します。

点数を決める3ステップ

3連複の点数を決める3ステップ
3連複の点数を決める3ステップ

順番があります。点数から決めるのではなく、本命を決められるかどうかから決めます。

  1. 本命を1頭決める(決められないならボックス、決められるなら軸1頭流し)
  2. 本命を含まない目が何点あるか数える(6頭なら20点中10点、1,000円ぶん)
  3. 残った点数を配当で割る(出た数字がノルマ)

1で「決められない」と分かること自体が収穫です。決められないレースは、そもそも買わなくていいレースかもしれません。

たしかに、3連複は当たります

反論はもっともです。8頭も押さえれば当たる回数は確実に増えます。的中したときの安心感も本物です。

しかし、当たった週のあとで残高を見て「あれ」と思ったことはありませんか。

8頭ボックス56点は5,600円です。平均配当が56倍を下回るレースで当てると、当たっているのに減ります。 3連複の配当は、人気どころで決まれば10〜30倍に収まることも珍しくありません。

「当たった」と「増えた」は別の出来事です。56点を買った日のあなたは、56倍以上の配当が出るレースを選んだことになっています。 それが意図した選択だったかどうか、ここだけ確認してください。

想像してみてください

次の土曜日です。いつもの6頭。マークシートの前で、あなたは一度だけ数えます。

「20点。……このうち、◎を含んでるのは10点か」

そこで、本命を含まない10点を消します。残るのは軸1頭流しの10点、1,000円です。

そのレースは外れました。けれど財布から出ていったのは1,000円で、いつもの2,000円ではありません。浮いた1,000円で、来週もう1レース買えます。

4週続けると、あなたの手元には「軸にした馬が3着以内に入ったかどうか」のメモが4行たまります。これは的中率ではなく、あなたの本命の信頼度そのものです。 3勝1敗なら75%。軸1頭流しの必要的中率は相手7頭でも3.431%ですから、けた違いに上です。

いま、その逆をやっています。本命を含まない目を毎週買い続けて、自分の◎がどれくらい当たっているのかを、いまだに知りません。

軸を削るのが怖いとき

削ったほうがいいと分かっていても、手が止まります。理由ははっきりしています。本命を外して買ったレースで、その本命が飛んでくれないと、悔しさが二重になるからです。

「本命なしの目」を消した週に限って、本命が4着に沈んで穴で決まる。そういう記憶が1回でもあると、翌週からまた20点に戻ります。

ここで思い出してほしいのは、その1回は、あなたが本命を信じていなかったことの証明ではないということです。本命が飛ぶレースは一定の割合で必ずあります。問題は、それが「毎週1,000円を払うほど頻繁か」です。

4週メモを取れば分かります。◎が3着以内に入った週が半分を超えているなら、本命なしの10点は買いすぎです。

記録するのは収支ではなく、◎が3着以内に入った回数です。

3連複は「3頭を当てる力」にしか値段がつきません

3連複と3連単、値段がつく力の違い
3連複と3連単、値段がつく力の違い

3連複と3連単の役割の違いは、はっきりしています。

3連複 3連単
値段がつく力 3頭を当てる力 3頭 + 着順を当てる力
払戻率(JRA公表値) 75.0% 72.5%
18頭立ての組み合わせ 816通り 4,896通り
理論上の平均配当 612.0倍 3,549.6倍
同じ6頭のボックス 20点 120点

1着が誰かを知っていても、3連複の配当は1円も増えません。着順の読みに自信がないなら、それは3連複を選ぶ理由になります。

逆に「1着は堅い」と思えるレースでは、3連複はその情報を捨てています。着順の読みがでたらめより3.4%良ければ3連単のほうが有利になる、という分岐点は3連単の点数の記事で計算しました。

3連複を1点で狙う馬券術もあります

市販の馬券術には、3連系を極端に絞るタイプがあります。

馬券術 買い目 必要的中率 販売ページ表示の的中率
3連馬券1点主義 3連単1点 1.08% 3.4%
ロジカルスターゲート 3頭選出(3連複なら1点) 1.43倍の配当が必要 57.4〜81.9%
3連馬券1点主義 3連複1点 9.80倍の配当が必要 10.2%

3頭選出型の教材を3連複で使うと、買い目は1点になります。 必要な平均配当は1.43倍(的中率70%の場合)。20点を買っていた人にとっては、必要な線が20分の1になる計算です。

※的中率はいずれも販売ページの表示で、当サイトが購入して検証した数値ではありません。

よくある質問

Q. 6頭ボックスの半分が本命なしというのは、どう数えるのですか
6頭から3頭を選ぶ組み合わせは20通り。このうち本命を含まないのは、残り5頭から3頭を選ぶ10通りです。割合は(頭数−3)÷頭数で出ます。

Q. 軸1頭流しと軸2頭流し、どちらがいいですか
軸2頭がどちらも3着以内に残る自信があるかどうかで決まります。相手7頭で比べると21点と7点で、必要的中率は3.431%と1.144%です。

Q. 3連複の平均配当612.0倍はどこから出た数字ですか
18頭立ての3連複の組み合わせ816通りに、JRA公表の払戻率75.0%を掛けた計算値です。実際の配当は投票の偏りで上下します。

Q. 点数を増やすと的中率は上がるのに、なぜ回収率が上がらないのですか
的中率と必要的中率が同じ倍率で上がるためです。表の右2列の比が、どの行でも75.0%で一定になっているのがその証拠です。

Q. 当たっているのに収支が増えません
点数に対して配当が足りていない可能性があります。56点を買うなら平均56倍、20点なら平均20倍が損益分岐です(1点100円の場合)。

Q. 何点までなら買っていいですか
狙う配当帯と、達成できる的中率から逆算します。平均300倍を狙って的中率4%を見込むなら、上限は12点です(300 × 0.04 = 12)。

Q. フォーメーションの点数はどう数えますか
3連複は順不同なので、重複を除いた実際の買い目を数えるのが確実です。券売機やネット投票の画面に点数が表示されるので、その数字を式に入れてください。

まとめ

  • 3連複ボックスのうち本命を含まない目の割合は(頭数−3)÷頭数。6頭ボックスでちょうど50%、10頭で70.0%
  • 10頭ボックス1万2,000円のうち、8,400円は「本命が消えたとき用」の目に使われています
  • 同じ8頭でも、ボックス56点/軸1頭流し21点/軸2頭流し6点で9.3倍の差が出ます
  • 必要的中率は56点で9.150%、6点なら0.980%(102回に1回)。使う馬は同じです
  • 3連複は3頭を当てる力にしか値段がつきません。着順の読みを捨てるかわりに払戻率が2.5ポイント高い器です

買い目を確定させる前に、点数を配当で割ってください。そして今週から、◎が3着以内に入ったかどうかをメモに残してください。4週で判断材料がそろいます。

自分の点数だと、どの馬券術なら線を越えられるのか。18種を同じ式で採点した表を作ってあります。あなたの点数と同じ行を探すところから始めてみてください。

馬券術18種を必要的中率で採点した表を見る


この記事の計算方法

  • 🚨ロジカルスターゲートは、2026年9月末でinfotopでの販売を休止しています(販売者インフォレース出版による告知・2026年9月18日。理由はinfotop側のクレジット決済障害で、復旧見通しは未定とされています)。この記事に載せた数値は休止前の販売ページの表示で、当サイトの計算と書き分けています。休止であって終了ではないため、記述は残しています。

  • 必要的中率 = 買い目点数 ÷ 平均配当オッズ

  • 3連複ボックスの点数 = nC3/軸1頭流し = 相手の頭数 nC2/軸2頭流し = 相手の頭数 n
  • ボックスのうち特定の1頭を含まない目 = (n−1)C3。割合は (n−3) ÷ n
  • 18頭立ての3連複の組み合わせ = 816通り
  • 理論上の平均配当 = 816 × 払戻率75.0% = 612.0倍
  • でたらめに買った場合の的中率 = 買い目点数 ÷ 816。必要的中率との比はどの点数でも払戻率75.0%
  • 払戻率はJRA公表値(2014年6月7日改定。単勝・複勝80.0%、枠連・馬連・ワイド77.5%、馬単・3連複75.0%、3連単72.5%、WIN5 70.0%)
  • 控除率はオッズに含まれているため、必要的中率の式から重ねて引いていません(日本の競馬はパリミュチュエル方式)
  • 「理論上の平均配当」は、18頭立てで全組み合わせを同じ金額ずつ買った場合の計算値です。実際の配当は投票の偏りによって上下します
  • 馬券術の的中率は各販売ページの表示(2026年9月時点)です。当サイトが購入して検証した数値ではありません
  • 本記事は的中や利益を保証するものではありません。勝馬投票券の購入はご自身の判断と責任において行ってください。20歳未満の方は購入できません

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